お米のとぎ方
お米のとき方1つで、炊きあがりの出来が決定します。
最初に、お米の入ったお釜に水を注いだら2回ほど軽くかき混ぜ、すぐに水を捨てます。
次に水がない状態で、お米を優しく10〜15回かき混ぜ、水を入れて、すぐ水を捨てます。
水がない状態でお米をかき混ぜるのは、もともとお米の表面についた微粉末のヌカ・その他の汚れをお米に吸収させないためです。
これを3〜4回繰り返します。
そして、炊飯器のメモリに合わせて水を調整していきます。家庭によっては、少し固め・少し柔らかめといったように微妙に炊き加減が違うと思います。それに合わせて、水の分量を微調整してください。
少し余談になりますが、現在の精米機と10年前の精米機では雲泥の差があります。昔の精米機のお米は「砥ぐ・磨ぐ」でしたが、現在の精米機は「洗米」と表現した方が正しいと思います。
ですから、お米のとぎ方はあくまで「優しく優しく」が基本にあることを忘れてはいけません。
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お米の浸水時間
みなさんのご家庭では、お米が砥ぎ終わるとすぐに炊飯スイッチを押してしまうほうですか?それとも、少しお米を浸水させてから炊飯スイッチを押すほうですか?
実は、お米の浸水時間によって、ご飯の出来具合がかなり変わってきます。
お米が最も美味しく炊ける浸水時間は、30分がベストなのです。
これには、しっかりした裏付けもあります。
お米が炊ける理論は、お米のデンプン質がβからαに化学変化、硬い生米が柔らかく粘り気のある状態に変化することを意味します。
そして、熱は水を通して伝わります。つまり、水を吸収していない部分には熱伝導はしにくくなります。
それをきちんと計測(お米が水を吸収する時間)したら、30分かかったのです。だから、お米の浸水時間のベストは30分になるというわけです。
テレビ・雑誌等々で浸水時間のイロイロが漏れ伝わってきますが、全く気にする必要はありません。
ただし、調理によって硬めのご飯が必要ならば、浸水時間を15分程にすれば硬めのご飯が炊けます。
お米が炊きあがったら
みなさんは美味しいご飯が炊きあがったら…何もせず、お茶碗にご飯をよそってしまいますか?
ほとんどのご家庭で、ご飯を混ぜると思います。
しかし、きちんとした混ぜ方があるのです。
それが天地返しです。
天地返しとは、出来たてのご飯を十字に切り四等分します。
そして、一気に上下を裏返しにする仕方です。
天地返しをすることによって、炊飯器の裏に残ってしまうベトッとしたご飯が出来にくくなります。
もちろん、時間が経ってもご飯の美味しさも保ち続けてくれます。
また美味しくご飯が炊きあがるために、もう1つ確かめなければならないことがあります。
それは普段、私たちが使っている電気炊飯ジャーです。
電気炊飯ジャーの上部には、金属のフタが付いています。このフタも必ず洗うようにしてください。
何故なら、古くなったお米の汚れが、水蒸気によって水分を含み、新しいお米に混ざってしまうからです。当然、混じってしまうと風味を落とす結果になってしまいます。
これですべて準備万端、あとはいつでもどこでも美味しいご飯を食べることが出来ます。
玄米を美味しく炊く方法
長寿大国日本において、健康ブームは益々拍車がかかる勢いです。
その中でも、特に注目を集めているもの、それが玄米です。
昔の玄米のイメージは「ボソボソして嫌い」「硬くて美味しくない」…それはもう昔の逸話です。
炊飯技術が格段に発達した現代、ご家庭でも簡単に玄米を炊き上げることができるようになりました。
まず釜にタップリ水を加え、お米を掻きまわしながらすすぎます(籾殻やゴミを流す)。
そして、もう一度タップリ水を加え、両手で丁寧にお米を洗います(お米の表面についたゴムを取り除く)。それを2、3回、繰り返してください。
お米にツヤが表れたら、炊飯器にお米を入れ、玄米の1.2〜1.8倍を目安に水を入れて浸水させてください。
浸水時間は重要です。夏場なら最低でも2時間、冬場でも6時間は浸水時間に要してください。
最後の隠し味として、自然塩をひとつまみ…玄米特有の苦みをなくし、美味しくふっくら炊き上げる効果をもたらせてくれます。
最近話題:十五穀米の美味しさ
健康ブームが叫ばれている中、玄米と同じように注目の的になっているのが十五穀米です。
ここでは、十五穀米の人気の秘密を解き明かします。
十五穀米は、古代米(緑米・紫米・赤米)の3種類を使用しています。
その古代米は、環境に優しい葦農法(あしのうほう)で育てられ、豊富にミネラルを含んでいるお米です。
(葦農法=農薬を使わず、川岸に生い茂っている葦などを堆肥として使う農法)
また古代米3種類以外に、発芽玄米・焼玄米・発芽赤米等々、多くのお米を使用することで、バサつきも感じさせません。
そして、十五穀米は武富さんという方が、自身で発案(ブレンド)されたものなのです。
【十五穀米=緑米・紫米・赤米・発芽玄米・焼玄米・発芽赤米+押麦・胚芽押麦・丸麦・もちきび・ひえ・もちあわ・はと麦・アマランサス・麻の実ナッツ】
しかも、十五穀米は「食のノーベル賞」と言われる「スローフード・アワード」も受賞(日本人初)…今では、健康食として世界中に広められています。